【ごいたとは?】
2人vs2人で戦うシンプルながら奥深い対戦ペアゲーム。直感的なルール、運と読み合いの絶妙なバランス、スピーディーな決着で、誰でも盛り上がれる傑作ゲームです。
江戸時代後期、石川県能登町・宇出津(うしつ)の漁師町で生まれ、地元から全国へ、そして世界へと広がり愛され続けています。
【勝敗条件】
ペアの合計得点が、勝利点数(通常150点)に達したら勝利
【基本ルール】
・2人対2人のペアで対戦(向かい合う2人がペア)
・手持ちの8枚を、手番ごとに2枚ずつ出していく
・勝負中は、駒の内容に関する会話やチャットなどのコミュニケーションは禁止
・8枚すべてを出し切った人のペアが、8枚目に出した駒の点数を獲得
・これを繰り返し、ペアで協力して勝利点数への到達を目指す
<駒>
・以下の32枚の駒を毎回すべて使用します
(2枚ずつ)
王(おう)・玉(だま):50点 ※2枚の扱いは同じです
飛(ひしゃ):40点
角(かく):40点
(4枚ずつ)
金(きん):30点
銀(ぎん):30点
馬(ばっこ):20点
香(ごん):20点
(10枚ずつ)
し:10点
*王と玉は同じ種類の駒として扱います
【ゲームの流れ】
ゲーム設定
勝負開始と手役の確認
第一手〜あがり
得点獲得
勝敗判定
<1.ゲーム設定>
・勝利点数・ペアと席順・親を決めます
・向かい合った人がペア(味方)になります
・「親」は最初に駒を出すスタートプレイヤーになります
・それぞれ「ランダム」を選ぶと、アプリが自動で決定します
<2.勝負開始と手役の確認>
・設定が完了すると、「勝負」を開始します
・勝負とは、駒を配ってから、上がって点数を獲得するまでのことを指します
・駒が配られると、手役(てやく)を確認します
手役とは、配られた8枚の駒の中にある「し」の枚数で決まる役です
・手役はアプリが自動検知し、「宣言」を選択するとイベントが発生します
(五し(ごし):「し」が5枚)
・宣言:「し」の5枚のみを公開して行います(他の3枚は見せません)
・選択:「五し」の人の味方が「勝負する」か「配り直す」かを決定
*宣言〜選択決定まで、「し」以外の駒の内容は共有NG
(六し・七し・八し:しが6枚以上)
・宣言:手駒をすべて公開し、即座に点数を獲得
・六し(ろくし):「し」以外の2枚のうち、より高い駒の点数を獲得(2枚が同じ駒なら2倍の点数を獲得)
・七し(ななし):「し」以外の駒の点数の2倍を獲得
・八し(はちし):100点を獲得
(特殊:五しを2人が宣言)
・敵・味方で1人ずつ:配り直し(ただし、どちらか片方が勝負を希望すれば続行)
・ペアの2人が五し:そのペアが150点を獲得し、その時点で試合に勝利
【第一手〜あがり】
・親から順に、反時計回りで進行します
・駒は必ず「受け」「攻め」の順に出します
<親の第一手(打ち出し)>
1.受ける駒がないので、まずは「受け」の場所に1枚裏向きで出す
2.その「受け」の駒の下に、「攻め」の駒を表向きで1枚出す
<手番(自分の順番)にやること>
1.まずは「受け」か「無し」(パス)の2択
*出せない、または出したくない場合は「無し」を宣言。「無し」なら次の人の手番へ
2.「受け(上段)」:前の人が出した「攻め駒」と同じ種類の駒を出す
3.「攻め(下段)」:好きな駒を出す
<受けのルール>
・他の人の攻めを受ける時:同じ種類の駒を表向きで出す
※自分の攻めが誰にも受けられずに一周した時は、好きな駒を1枚裏向きで出して、さらに攻めることができる=上がりに近づく
<攻めのルール>
・攻めは好きな駒を「表向き」で出します
・攻めの駒を出した後に、次(右隣)の人の手番になります
<王の特別ルール>
・他の駒と異なり、王だけ出し方に特別ルールがあります
(王の受け)
・王は、「香」と「し」以外のすべての攻め駒を受けられます(王で受けることを「切る」といいます)
(王の攻め)
王で攻めるには条件があります。
・誰かが王で受けて、すでに1枚が場に出ているとき、もう1枚の王を持っている人は「攻め」で使うこともできます
・「王・玉の2枚を自分が持っている」または「上がり駒として出す」ときには、いきなり「攻め」で出せます
<上がり>
・最初に8枚の駒を出しきった人が「上がり」となり勝負が終了
・最後に出した駒の点数がペアに入る
・倍付け:裏向きで出した7枚目と、8枚目(上がり駒)が同じ種類なら2倍の点数を獲得
【勝負終了・勝敗判定】
・上がった人、または手役を宣言して点数を獲得した人が親となり、次の勝負を始める
・合計点が先に勝利点数に達したペアの勝利
【ゲーム情報】
監修:能登ごいた保存会
アプリ開発:Qdan(くだん)
